個人事業主(業務委託)ドライバーってどんな仕事?

個人事業主(業務委託)ドライバーってどんな仕事イメージ

個人事業主として働くドライバーはどんな仕事をしているのか、気になる方も多いのではないでしょうか?社員ドライバーとして運送会社などに努めている方は、独立したら稼ぎが増えるのか、仕事は大変ではないのかなど気になることが多いと思います。
そこで、個人事業主ドライバーの仕事とはどのような仕事なのか、様々な観点から見ていきたいと思います。独立を考えているドライバーの方は、ぜひ参考にしてみて下さい。


どんな仕事をしている?

最初に、個人事業主ドライバーはどのような形で仕事をしているのかを見てみましょう。
個人事業主ドライバーの仕事は大きく分けると、配達する特定の地域やルートを受け持つ固定ルートの仕事と、依頼が来た時に特定の場所へ運ぶチャーター便の仕事があります。

固定ルートの仕事

ほとんどの場合が、固定ルートの仕事になります。特定の地域やルートを割り当てられ、その中でネット通販会社の配達案件などを行います。
割り当てられた地域が住宅密集地域でマンションやアパートなどの集合住宅が多いと、仕事がやりやすくなります。逆に広い敷地の一戸建てが多い地域だと、範囲が広く走る距離が長くなり仕事がやりづらくなります。

チャーター便の仕事

顧客から依頼された時に発生するチャーター便の仕事もあります。時間や受取場所、配達場所などが細かく指定され、指定通りに届ける仕事です。固定ルートの仕事に比べて仕事は楽ですが、あまり数が多くないのでチャーター便の仕事だけで稼ぐのは難しいでしょう。
しかし、固定ルートの仕事と掛け持ちすれば、収入アップにつながります。


請負契約とはどんな内容?収入はどれくらい?

個人事業主として独立する際に最も重要なのが、仕事をどう取るか、収入はどうなるのかということでしょう。
個人事業主ドライバーのほとんどが、運送会社と契約して請負契約を結んでいます。 契約内容は主に、荷物一個につきいくらという歩合制の契約と、一日の報酬が決まっている定額制の2パターンがあります。 また、一日の最低保証額プラス歩合制というパターンや、最初の1年は定額制で契約しその後は完全歩合制になるというパターンもあります。
歩合制と定額制の報酬形態と、収入の例について見てみましょう。

歩合制

配送単価は1個100円の仕事もあれば200円もあり、運送会社や仕事の種類によって様々です。
例えば、ある程度熟練したドライバーが一日100個配送し、月に25日働いた場合の年収を計算してみましょう。

配送単価100円/個の場合:300万円

配送単価200円/個の場合:600万円

もちろん、ここからガソリン代や車検代などの経費が引かれますが、配送単価が違うと年収は大きく変わってきます。 個人事業主ドライバーにとって最も大事なのが、配送単価と言えるでしょう。
経費は人によって条件が異なりますから何とも言えませんが、一月3万円のガソリン代と2年に一度10万円の車検代がかかると考えると、40万円から50万円になります。車の故障やガソリン消費量の増加なども考慮すると、60万円から70万円みておくと良いでしょう。

定額制

定額制の場合、一日の最低保証額が決まっています。報酬額は1万円の場合もあれば高いと3万円の場合もあり、契約する会社や仕事内容によって異なります。
最初の一年だけ定額制で、以降は完全歩合制になるという形態を取っている会社がよくあります。 この場合、最初はそこそこ稼いでいたのに歩合制になってから急に稼げなくなった、逆に稼げるようになったということも起こります。
個人事業主ドライバーになりたての頃は、収入が安定する定額制を選ぶのが良いでしょう。


仕事はどれくらい休める?働く環境は?

個人事業主ドライバーの職場環境はどのようなものなのでしょうか?
社員ドライバーとは違い、個人事業主なので基本的に仕事を休むということはありません。休めたとしてもその分収入は減るので、有給休暇はありません。
では、休みたい時にはどうすれば良いのでしょうか?
個人事業主ドライバーは、特定の地域の配送を請け負うという仕事形態で働くことがほとんどです。 その日の配送はその日のうちに終わらせるのが基本ですが、残った荷は次の日にスライドさせることができるケースもあります。 そのため、休みたい日に合わせて前日まで仕事をできるだけ終わらせておき、次の日に休んだ日の分を取り戻すことも可能です。 契約している会社の中で仕事を融通してくれるケースもあるかもしれませんが、基本的には個人事業主ドライバーは休めないと思ってください。
そのため、担当している地域やルートの仕事は確実に対応していかなければならず、社員ドライバーの時よりも責任が重くなります。
このように、個人事業主ドライバーはなかなか休めないため、働く環境としてはハードになるでしょう。しかし、休まず働くことができる人なら、配送単価の高い仕事をどんどんこなして高収入を得ることが可能です。


まとめ

個人事業主ドライバーとはどのような仕事なのかを、詳しくご紹介してきました。
基本的には、運送会社やネット通販会社などと請負契約を交わし、歩合制か定額制、または、歩合制と定額制をミックスした契約で仕事をします。
収入を上げるためには多くの荷を配送することも重要ですが、配送単価を上げていく方が効果的です。
いろいろな会社の契約内容をしっかりと確認し、最も良い条件の会社と契約することをおすすめします。


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